●特別展「三国志」
※2019年7月9日~9月16日開催
“リアル三国志”を合言葉に、漢から三国時代の文物の展覧会を東京国立博物館にて開催。
海外初出品となる河南省の曹操の墓から出土した品々や、呉の皇族クラスの墓と目される上坊1号墓など貴重な展示物が勢ぞろい。
館内は写真撮影OKだったので、撮影写真を一挙公開します――。
●いざ、リアル三国志へ参らん
【第1会場】









































【第二会場】










































●編集後記
「三国志展」は会場が広くて展示物の数も多いので、1日かけてじっくり廻るのが理想的。
三国志ファンにとって、展示品から曹操や劉備、孫権などの群雄が割拠していた時代の中国の空気を感じることができるはかなりの特別体験。
令和の時代は、美辞麗句の裏の嘘が暴かれて世間に公になったり、争いごとが頻発する乱世の様相を呈してきています。
乱世になると、“乱世の奸雄”と称され中国の2/3を平定した曹操のような英雄が表れて、乱世を収束させるのが人間の歴史上の通例です。
曹操が才能ある個人主義的合理主義者だったことからも、そういった人物がこれから台頭してくるのかもしれません――。

【記事/画像引用】 「特別展三国志」「三国志」