ツタンカーメンの青春
「ツタンカーメン王墓発見100年」「ヒエログリフ解読200年」を記念して開催されている体感型古代エジプト展。
ツタンカーメンの王墓に納められた副葬品のうち、約130点を精巧に再現した「超複製品(スーパーレプリカ)」が展示されています。
写真撮影自由だったので、撮影した写真を数回に分けて紹介させて頂きます――。
中央展示
ツタンカーメンのミイラは、入れ子構造で8重に重ねられていました。
ここでは、最も大きな外側の第1厨子を除く、3つの厨子と2基の金箔の人型棺、1基の純金製の人型棺のレプリカが展示されています。
棺が展示されている台の上に乗って、間近で観察することができます。

【第1の人型棺】
入れ子構造の一番外側にあたる人型棺。









【第2の人型棺】
3つの人型棺のうち、真ん中にあたる棺。




【第3の人型棺】
人型の棺のうち最も内側の棺で、この棺からミイラが発見された。現在、これらの棺や厨子は門外不出とされている。


【黄金のマスク】
第3の人型棺に安置されたミイラの頭部に直接被せられていたマスク。
額にはエジプトを象徴するハゲワシ、コブラが装飾されており、冥界の紙オシリス神と同体であることを示す髭がつけられている。



・角川武蔵野ミュージアム
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン
編集後記
展示品はレプリカということですが、あまりにも精巧に再現されていて本物にしか見えませんでした。
展示スペースもさらっと見ると1時間くらいで見終えるくらいのちょうどいい大きさです。
エジプトまで行く時間やお金の数十分の一で古代エジプトを体感できるので、来展する価値は十分にあるのではないでしょうか――。
【出典】「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」