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『美味しんぼ』名言集

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『美味しんぼ』名言集
 東西新聞文化部の記者・山岡士郎が、確執のある父親で料理家の海原雄山との料理対決を経ながら、紙上企画“究極のメニュー”の完成を目指す『美味しんぼ』。

 人生訓や格言のような名言も多く散りばめられていて、“人生のバイブル”と公言する著名人も数多く存在します。

 そのアニメ全121話が、公式Youtubeチャンネルで1月31日まで無料公開されているということで、名言の数々を紹介させて頂きます——。






 得意になっている人間
 あんたが金も力もない一匹狼だった頃、巨大な金の力と権力を振り回して得意になっている人間に対して、どんな気持ちを抱いていたか覚えていますか?



 [出典] 美味しんぼ第1巻「野菜の鮮度」より



 スシのまずいわけ
 驕り高ぶった心で握れば、シャリもガチガチに固まってしまうんだッ!!

 心のこもってないスシは、ただのシャリとネタの固まりだ!!スシじゃねぇ!!おまえのスシがそれなんだよ!!



 [出典] 美味しんぼ第1巻「寿司の心」より



 旧態依然たるもの
 建物だけが新しくなっても、料理の内容が旧態依然たるものではつまらんぞ!料理人によく言っておけッ!!



 [出典] 美味しんぼ第2巻「幻の魚」より



 堕落する原因
 誰かが本か何かでほめると、みんなドッとつめかける。一度有名になると、自分の舌で判断することもせず、有名店というだけでありがたがる。

 これじゃ、店の人間も堕落するのが当たり前だ。



[出典] 美味しんぼ第2巻「手間の価値」より



 本物の味
 手間ひまかけなければ、本物の味は得られないんです。



 [出典] 美味しんぼ第3巻「醤油の神秘」より



 他者の文化
 他者の文化を理解しようとせず、嘲笑したり破壊しようとする人間は、野蛮で下劣だ!!



 [出典] 美味しんぼ第3巻「料理のルール」より



 人の心
 美食を芸術の域まで高める条件。

 それは唯一、人の心を感動させることだ。そして、人の心を感動させることができるのは、人の心だけなのだ。材料や技術だけではだめだ!!



[出典] 美味しんぼ5巻「ものてなしの心」より



 作法の意味
 どんなに美しい食器と箸で食べても、その食べ方が美しくなかったら何もかもぶち壊しだ。

 料理の美を統括し、完成させるのは食べる側の心映えなのだ。そこに、作法という物の本来の意味がある。



[出典] 美味しんぼ第6巻「究極の作法」より



 自らの心映え
 作法というのは、形状ではなかったんだ。料理を作った人の心に報いる、自らの心映えを示すものだったんだ。



[出典] 美味しんぼ第6巻「究極の作法」より



 食べ物の時期
 全ての食べ物には、時期があるということです。

 育ち過ぎたボラの卵巣を使えば、いかにカラスミとて、今が盛りのスルメイカの肝の塩辛に負けるのです。



 [出典] 美味しんぼ第6巻「真冬の珍味」より



 ワサビの本当の味
 ワサビの辛味の成分は揮発性なんです。だから、醤油に溶いてしまうと、辛みも香りを飛んでしまう。それではどんなに良いワサビを使っても、永久にワサビの味はわからない。



 [出典] 美味しんぼ6巻「辛味の調和」より



 相手の真価
 すぐれた人間を相手にしていたも、こちらが無知だと相手の真価をわからず粗末に扱って、それでいい気になっていることがあるものだ。



 [出典] 美味しんぼ第6巻「辛味の調和」より



 茶道の本質
 人間の命ははかないものだ。今この瞬間元気であっても、何時間か後には死ぬこともあり得る。

 だから、大事な人に対する時に、この人に会えるのは今この時だけと思い定めて、誠心誠意を尽くすべきだというのが茶道の本質だと思う。



 [出典] 美味しんぼ第7巻「茶人といちご」より



 心映え
 自分の真心をお茶をもてなすことで表そうというのが茶道であって、作法も茶道具も心映えなんだ。

 だから、高価な茶道具を自慢して見せたり、作法を知っていることを鼻にかけたりする人間は、茶道の本質から外れていると思う。



 [出典] 美味しんぼ第7巻「茶人といちご」より


 美しい姿
 私は、人間の一番美しい姿は働いている時だと思うんです。

 人の心を感動させるのは、外見的な派手さではないんですよ。どれだけ一生懸命働いているかなんです。



 [出典] 美味しんぼ第7巻「手先の美」より



 味のまとまり
 山岡さんの冷やし中華は、麺、スープ、具の一つ一つは美味しんだけど、なんだかそれぞれがエゴを主張していて、バラバラで味にまとまりがないわ。



 [出典] 美味しんぼ第8巻「スープとあん<後編>」より



 全体の組み合わせと相性
 士郎は、一つ一つの材料には心をくだいても、全体の組み合わせと相性には無関心だったのだ。



 [出典] 美味しんぼ第8巻「スープとあん<後編>」より



 低俗な見せびらかし料理
 料理とは、人の心を感動させてはじめて芸術たり得る。

 だが、おまえの今の心がけでは、どんな料理を作ったところで材料自慢、腕自慢の低俗な見せびらかし料理で終わるだろうっ!



 [出典] 美味しんぼ第8巻「鮎のふるさと」より



 大トロに合う酢飯
 素晴らしい大トロなんだから、それに合う美味しい酢飯で握ってやらなければ駄目なんです。

 こわいものですね。本マグロの大トロなのに、酢飯が悪いばかりに、でき上がりの握り寿司は四種類のなかで最低の評価を受けてしまうんだから。



 [出典] 美味しんぼ第9巻「ハンバーガーの要素<後編>」より



 旨味の力不足
 よそのパンでは、旨味の力不足で私のハンバーグを受け止めきれなかったんです。

 だから最初、みんな私のハンバーガーを返しに来たんです。みんなが食べたかったのはハンバーガーであって、ハンバーグじゃなかったんです。



 [出典] 美味しんぼ第9巻「ハンバーガーの要素<後編>」より


 最良の酒
 熟成が進むにつれて、ますます豊かに、ますます優しくなってゆく。これこそが、最良の酒だけが持ちうる強靭さではないだろうか。



 [出典] 美味しんぼ第10巻「古酒 (クースー) 」より


 
 ちょうどいいくらい

 いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるぐらいになりなよ。

 それが、人間えら過ぎもしない、貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。



 [出典] 美味しんぼ第11巻「トンカツ慕情」より



 感謝する心
 一番良くないのは、感謝する心を失ってしまうことです。今の世の中、お金があればなんでも手に入ります。美味しい物も立派な家も、人を支配することも。

 なんでも思うままに手に入るようになると、人間は感謝の心を失いやすいのです。



 [出典] 美味しんぼ第12巻「非常食 」より



 自己顕示欲の現れ
 料理とは、相手の心をいかに喜ばせ、楽しませるか、それを第一に考えるもの。

 その基本を忘れ、今度もまたおまえは材料自慢、腕自慢に走ったのだ。それは、ただの自己顕示欲の現れでしかない。真に人をもてなす心がかけているっ!



 [出典] 美味しんぼ第16巻「鯉勝負!! 」より



 素晴らしさを引き出す
 料理は、技法に走ったらだめだっ!!旨味だけを追ったらだめだっ!!

 料理とは、素材にほれこんで、その素材の素晴らしさを一つでも多く引き出してやることなのだっ!!



 [出典] 美味しんぼ第16巻「対決!!野菜編<前編> 」より



 醜悪さが集約
 俺は、この駅弁のお茶に、日本の食品産業がいかに良心を失っているか・・・その醜悪さが集約されていると思うね。



 [出典] 美味しんぼ第19巻「杜氏と水 」より



 日本の風土の根底
 水、米、野菜!これこそ、日本の風土の根底です!



 [出典] 美味しんぼ第21巻「日本の根っこ 」より



 文化の相違
 どちらがいいとか、優れているとかいうのではなく、これは日本と韓国の文化の相違でしょう。



 [出典] 美味しんぼ第22巻「韓国食試合!」より


To Be Continued...



 編集後記
 『美味しんぼ』は1983年に連載が開始され、累計発行部数は1億部を超えるなどグルメブームを牽引した国民的グルメ漫画。

 2014年を最後に休載状態となっていますが、2020年に公式Youtubeチャンネルが開設され、今では登録者数50万人を記録するなど、静かなブームになっています。

 人生論的な台詞も多く、食に対する見識不足もあってハッさせられる回も多く、料理だけでなく人生についての勉強にもなります。

 人間の体は食べた物で出来ているので、『美味しんぼ』を読んで食に対する見識を深めることは、健康管理の意識を高めることに繋がるのです——。



[出典] Yahooニュース



【出典】「美味しんぼ」「ファミ通.com


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