Quantcast
Channel: MKB2025
Viewing all articles
Browse latest Browse all 510

J-POP History / 1993-1997 <2>

$
0
0


●J-POP History / 1993-1997 <2>

 前の記事から続く1993年から1997年のJ-POPシーンまとめ。こちらの記事では、1996年から1997年を振り返ります。



●GLAY

 1996年1月発売の8thシングル『グロリアス』で初のオリコントップ10入りすると、同年8月リリースの『BELOVED』が80万枚以上のヒット。





 同年11月リリースの『a Boy~ずっと忘れない~』後にリリースされた『口唇』では、自身初のオリコンチャート1位、累計99.4万枚のセールスを記録。

 1997年8月に『HOWEVER』がリリースされ、GLAY初のミリオンセラーとなった。





 そして、1997年10月にリリースされた初のベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』が当時の日本記録となる488万枚を売り上げ、一躍スターダムに登り詰めた。


          



●THE YELLOW MONKEY

 1996年2月にリリースした『JAM』がロングヒットとなり、累計60万枚をセールス。





 同年年7月、『SPARK』をで初のオリコントップ3入りを果たし、累計55万枚を売り上げた。同年11月には『楽園』をリリース。

 1997年4月にリリースされた『LOVE LOVE SHOW』は、ノンタイアップながら5週連続TOP10入りするなどロングヒットを記録した。





 1997年7月には、吉井が「THE YELLOW MONKEYの頂点」と話す『BURN』がリリースされ、累計90万枚を売り上げ自身最大のヒット曲となった。



●MAX

 1996年2月にリリースした3rdシングル『TORA TORA TORA』が20万枚のスマッシュヒット、ブレイクを果たす。





 1996年7月リリースの『Seventies』で初のオリコントップ10入りを果たし、同年10月の『GET MY LOVE!』からMAXとして独り立ち。

 1997年4月リリースの『Give me a Shake』で初のオリコン1位を獲得し、日本レコード大賞「優秀作品賞」を受賞した。





 その後も、同年7月の『Love is Dreaming』、同年10月の『Shinin'on-Shinin'love』などヒット曲のリリースが続いた。



●ORIGINAL LOVE

 1996年2月にリリースされた『プライマル』は、日本テレビ系ドラマ『オンリー・ユー~愛されて~』の主題歌に起用され、47万枚のセールを記録した。






●近藤真彦

 1996年2月リリースの『ミッドナイト・シャッフル』は、ドラマ『銀狼怪奇ファイル~二つの頭脳を持つ少年~』のオープニングテーマに起用され、70万枚のヒットとなった。


                


●久保田利伸 with ナオミ・キャンベル

 1996年5月リリースの『LA・LA・LA LOVE SONG』はフジ系ドラマ「ロングバケーション」の主題歌に起用され大ヒットし、ミリオンセラーとなった。






●川本真琴

 1996年5月にリリースされたデビューシングル『愛の才能』と同年10月リリースの『DNA』が30万枚超えのスマッシュヒット。

 1997年3月リリースの『1/2』はアニメ『るろうに剣心』のオープニングテーマに起用され、73万枚のセールスを記録した。


          


●奥田民生

 1996年6月リリースの『イージュー★ライダー』は、日産自動車のCMソングに起用され、50万枚のヒットとなった。






●ポケットビスケッツ

 1996年9月にリリースした2ndシングル『YELLOW YELLOW HAPPY』が120万枚の大ヒット。


          


 1997年1月リリースの『Red Angel』も110万枚のセールスを記録し、同年6月にはウド鈴木がリードボーカルと作詞を務めた『GREEN MAN』がリリースされた。


               


●爆風スランプ

 1996年9月にリリースされた『旅人よ~The Longest Journey』は、「猿岩石ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」の応援歌として制作され、50万枚のセールスを記録。






●今井美樹

 1996年11月に12thシングルとしてリリースされた『PRIDE』は、ドラマの主題歌の起用され、160万枚を超える大ヒット曲となった。






●PUFFY

 1996年5月にリリースされた『アジアの純真』は、いきなりミリオンセールスを記録。

 同年10月リリースの『これが私の生きる道』は、161万枚のセールスを記録して2作連続のミリオンセラーとなった。





 1997年、3月リリースの『サーキットの娘』と、同年4月にリリースした『渚にまつわるエトセトラ』もミリオンを達成した。





 1997年12月には『MOTHER』をリリースし、オリコン初登場5位となった。



●SPEED

 1996年8月にデビューシングル『BODY & SOUL』をリリース。60万枚以上の大ヒットとなった。





 同年11月にリリースした『STEADY』は130万枚のミリオンセールスを記録。

 1997年3月に『Go! Go! Heaven』、同年8月に『Wake Me Up!』をリリース後、同年10月の『WHITE LOVE』が180万以上の大ヒットを記録した。



●猿岩石

 1996年12月、秋元康のプロデュースにより、藤井フミヤ・藤井尚之兄弟提供の「白い雲のように」をリリース。

 ヒッチハイクを連想させる様な曲でミリオンセラーになり、1997年の『第39回日本レコード大賞』の新人賞を受賞。





 その後も、同年3月に『ツキ』、同年5月に『コンビニ』、同年6月に『君の青空』、同年9月に『オエオエオ!』、同年11月に『Christmas』をリリース。

 芸人だけでなく歌手としても人気を博した。



●河村隆一

 1997年2月に1stシングル『I love you』がリリースされ、オリコン4位を記録。同年4月にリリースされた『Glass』では初のミリオンセラーを達成。


          


 同年7月リリースの『BEAT』は有線大賞「最多リクエスト歌手賞」を受賞。そして、同年10月に『Love is...』をリリースし、1997年のソロ活動を締めくくった。


          


●Moon Child

 1997年5月に5thシングルとして『ESCAPE』が大ヒットし、オリコンシングルチャート1位を獲得し、一躍人気バンドとなる。


                


 同年9月には『アネモネ』、同年10月に『Hallelujah in the snow』をリリース。



●Le Couple(ル・クプル)

 1997年5月にリリースされた5thシングル『ひだまりの詩』がフジテレビ系ドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌に採用され、大ヒット。

 ミリオンセラーとなり、紅白歌合戦にも出場した。






●T.M.Revolution

 1997年7月に5thシングル『HIGH PRESSURE』をリリースし、初のオリコンベスト10入りを果たす。





 同年11月、6thシングル「WHITE BREATH」で初のオリコン1位を獲得。ミリオンセラーも記録し、紅白歌合戦に初出場した。






●エレファントカシマシ

 1997年7月にリリースされた15thシングル『今宵の月のように』が、フジ系ドラマ『月の輝く夜だから』の主題歌に起用され、41万枚のヒットとなった。






●KinKi Kids

 1997年7月にリリースされたデビューシングル『硝子の少年』は、オリコン初登場1位となり、180万枚近い売り上げを記録。

 同年11月リリースの『愛されるより 愛したい』も160万枚以上のセールスを達成した。


                


●SHAZNA

 1997年8月にリリースされたデビューシングル『Melty Love』は、オリコンチャートで初登場5位、88万枚を売り上げた。

 同年10月リリースの『すみれ September Love』もカネボウ化粧品のCMソングとなり、45万枚を売り上げた。

               



●エキセントリック少年ボウイオールスターズ

 1997年9月25日に『エキセントリック少年ボウイのテーマ』がリリースされ、50万枚のセールスを記録。

 フジ系バラエティ「ダウンタウンのごっつええ感じ」から誕生した単発ユニットで、B面の「ああエキセントリック少年」はエンディングに使用された。


          



●編集後記

 1997年から1998年にかけてJ-POPが次のフェーズに変わっていったように思います。

 小室ファミリーや他のアーチストが勢いを失う中、GLAYを始めとしたビジュアル系やKinKi Kidsを始めとしたジャニーズ勢の勢いが増していく時代に入っていきます。

 1993年から1997年にかけてのJ-POPシーンはごった煮状態だけど健全で、才能溢れる様々なバンドやアーチストたちの才能が花開いた時代だったように思います。

 令和の音楽シーンはストリーミングの時代になるという声もありますが、様々なジャンルの音楽が出過ぎて飽和状態の中、過去の音楽に回帰していくのもありかもしれません――。



【記事引用】 「Wikipedia


Viewing all articles
Browse latest Browse all 510

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>