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戦中・戦後のくらし「昭和館」

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●戦中・戦後のくらし「昭和館」
※1999年3月27日開館

 東京・九段下にある戦中、戦後の生活を中心とした資料を展示している国立の博物館。7・6階の常設展以外は入館無料。

 今年3月で開館20周年を迎えた昭和館には、延べ約3000人の方々から寄贈された6万点の資料が収蔵されています。



●7・6階

【常設展示室】





 常設展示室では、日本国民が経験した戦中・戦後の生活上の労苦を次世代に伝えるため、実物展示を行っています。





 7階では、戦争が激しくなる少し前の1935 (昭和10) 年から1945 (昭和20) 年8月15日までの戦中の暮らし。





 6階では、終戦から1955 (昭和30) 年頃までの復興に向けた暮らしの移り変わりを伝える資料を紹介しています。






●5階

【映像・音響室】

 映像・音響室では、戦中・戦後の人々の暮らしを主とした記録写真や映像、音声など、様々な資料をタッチパネルから呼び出して視聴可。






●4階

【図書室】

 図書室では、戦中・戦後の国民生活を中心とした文献・資料を自由に閲覧できます。






●3階

【特別企画展会場】

 毎年、趣向を変えた入場無料の企画展が開催されています。

 今年は、「占領から独立までの軌跡 1945-1952」と題して、GHQによる占領から独立を果たすまでの6年8カ月間を紹介します。


       



●編集後期

 ほとんどが実物展示で、当時の生活感や時代の空気を視覚的に感じることができます。

 「国民精神総動員運動」や、戦争拡大により発令された「国民徴用令」など、戦時中の禁欲的かつ抑圧的で絶望感溢れる時代環境。

 そういった不自由な過去から連綿と続く流れが、現代社会の非合理的で息苦しい制度の根源なのかもしれません――。
 
 

【記事/画像引用】「昭和館
 
 


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