●大自然のパワースポット
釧路湿原に関する展示施設で、遊歩道の先にサテライト展望台があり、サバンナの様な雄大な風景を一望することができる。
●釧路湿原の展示施設

釧路市湿原展望台は、1984年1月にオープン。釧路と鶴居・弟子屈を結ぶ道道53号沿いにあり、釧路駅からは阿寒バスで約40分。

釧路出身の建築設計家・毛綱毅曠の設計により、湿原に群生する谷地坊主(ヤチボウズ)をモチーフとした外観で、古風な西欧の城をおもわせる建物になっている。

2007年4月にリニューアルオープンし、館内の展示内容を一新した。

1階は、湿原周辺の情報やアミューズメントショップ、レストハウスなどがある。2階の展示コーナーでは、大型モニターで四季折々の湿原の動画やライブ映像を見ることができる。

「水の大地」釧路湿原を再現したジオラマや、湿原の生い立ち、生息する動植物を詳しく解説しているコーナーもある。

湿原に住む日本最大の淡水魚のイトウが水槽に飼われているほか、過去に釧路湿原で捕獲された体長2mのイトウを再現したウッドクラフトなども展示されている。

屋上にもバルコニーがあり、ここからも湿原の風景を満喫することができるが、ほとんどが森に覆われていて景観は良くない。

●サテライト展望台

釧路市湿原展望台に併設されている約2.5kmの遊歩道の先にある展望台で、サバンナの様な雄大な風景を堪能することができる。

左周りのコースはアップダウンも無く、15分ほどでサテライト展望台に到着できる。

展望台から湿原を眺めていると、大地全体から力強い生命力がみなぎっているのを感じるので、ある意味パワースポットなのかも。

右回りのコースで遊歩道の入り口まで戻ると20分ほどかかり、アップダウンも激しくてかなり疲れるので、来た道をそのまま戻るのがベスト。
●編集後記
これまで、釧路市湿原展望台の屋上にサテライト展望台があると思ってたけど違った。。
屋上からの景色のあまりの景観の悪さにがっかりしたと同時に、小学校の頃に展望台に来たけど記憶に残ってなかった理由がわかったような気がした。
でも、遊歩道を15分ほど歩いた所にあるサテライト展望台からみた景色は雄大で、これを見るためにここに来る価値は十分にある。(無料だし)
【記事引用】 「釧路市湿原展望台」