『踊る大捜査線』テレビスペシャル3部作
1997年3月の『踊る大捜査線』の本放送終了後、翌年の映画公開に合わせて、テレビで3本のスペシャル番組が放送されました。
青島が湾岸署に戻ってきたり、湾岸署が被疑者に占拠されたり、内田有紀扮する婦警が主役のドラマだったりと多種多様。
本日、今秋の映画公開に先立って、公式から9月24日(月)から9月30日(月)に渡って地上波で再放送されることが発表されたので、紹介しますーー。
歳末特別警戒スペシャル
1997年12月30日放送
室井は、湾岸署に異動する人事通達を出したはずの青島を、杉並中央病院を訪問するオーストリア大統領夫人の警護をしている杉並北警察署員の中に発見した。
室井の働きかけで晴れて湾岸署に戻ることになった青島だったが、青島の受け入れを袴田課長が拒否。交通課、会計課、生活安全課をたらい回しにされることに。
刑事課の仕事に首をつっこみながら生活安全課の仕事をしている青島の元に、クラブで喧嘩した男がやってきたが、彼がのちに湾岸署内で大騒動を巻き起こす――。
湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル
1998年6月19日放送
警視庁警察学校を卒業した篠原夏美は、湾岸署の交通課に配属されることになった。
篠原の父親が警察官をやっており、父親の姿を見て「警察官は大変だけどやりがいのある仕事だ」と憧れていて、将来は刑事になりたいという。
そんな篠原は、産休で休職中の職員の補充で勝どき署から出向してきていた規則に厳しく性格のキツい桑野巡査部長の下で働くことになったがーー。
秋の犯罪撲滅スペシャル
1998年10月6日放送
管内の住宅街で火災が発生し、部屋にいた男が火傷を負った。
現場検証の結果、放火殺人未遂事件であることが判明し、湾岸署に特別捜査本部が立てられ、本庁の新庄管理官たちがやってきた。

その後、逮捕した放火犯の供述から、被害者の恋人が犯行を依頼していたことが判明。
ほどなく成田空港で逮捕された被疑者は、護送中にトイレ休憩を要求。立ち寄った店で発生した強盗事件のどさくさに紛れて逃走を図った。

同行していたすみれに逃走幇助の疑いがかかり、被疑者が接触を図る可能性があるため、本庁からの指示で室井は青島と和久にすみれを監視させることになった。
それをきっかけに、湾岸署のメンバーの信頼関係に亀裂が入る――。

編集後記
今回の記事を作成するために久しぶりに作品を観ましたが、ほとんど忘れてました。。
場面場面は覚えている箇所がありましたが、ストーリーとしては覚えておらず、新鮮な気持ちで観れて、改めて『踊る大捜査線』の面白さを再認識しました。
当時、『踊る大捜査線』を観ていた方は今一度見てみると、人生経験が増えた分、より作品を楽しめると思いますーー。
【出典】「FOD」「ゲオ宅配レンタル」