●松井秀喜引退セレモニー
※2013年5月5日開催
巨人、ヤンキースなどで20年間プレーし、昨年12月に現役引退を表明した松井秀喜が5日、東京ドームで引退セレモニーに臨んだ。
なつかしい「4番 センター 松井」のコールで、マウンド付近に設けられたマイクの前に立った。無数のフラッシュがまばたき、地鳴りのような大歓声が響く。
「ジャイアンツファンの皆様、お久しぶりです」。チームメートの胴上げで送り出された2002年11月23日のファンフェスタから3816日。黒のスーツに身を包んだゴジラは、第一声から涙声だった。
「これからも、僕の心の中にはジャイアンツが存在し続けます。どんな形かわかりませんが、またいつか、皆様にお会いできることを夢見て、新たに出発したいと思います。」
松井はそう語ってスピーチを締めた後、師弟関係にあった長嶋終身名誉監督とともにオープンカーに乗り込んで場内を一周し、ファンの歓声に応えた――。
●編集後記
松井がミスターとオープンカーに乗った時、あまりにも球場が荘厳で神々しい雰囲気だったので、これから黄泉の国に旅立ってしまうのではないかと錯覚するほどだった。
そして、始球式での11年ぶりの松井の巨人のユニフォーム姿は言葉にはできないくらいの感動だった。
巨人が勝たないと、試合後のライトスタンドでの二次会が行われず、松井の応援歌も歌えなくなるということで9回裏の満塁のピンチは痺れた。。
だけど、無事に山口が後続を抑えて試合終了!2000年の日本シリーズ第1戦以来、13年ぶりにライトスタンドで松井の応援歌を歌えて、感無量でした♪
燃えろ松井 キラリ光る星だ 行けよ花道 火を吹けバット 勝利のミサイルホームラン――。
【記事引用】 「中日スポーツ」