●北野天満宮
※947 (天暦元) 年創建
天神信仰発祥の地で、日本中に12000社もあるといわれる全国天満宮・天神社の総本社。

天神さん・北野さんとも呼ばれ、太宰府天満宮とともに天神信仰の中心で、近年は学問の神として多くの受験生らの信仰を集めている。

境内西側には、天正19年(1591)豊臣秀吉が洛中洛外の境界また、水防のために築いた土塁「御土居」の一部が残り史跡に指定されている。

その史跡御土居には、現在でもかつてからの自然林が残り、四季に応じ様々な美しさを感じることができる。

秋の紅葉は菅原道真公がこよなく愛でられた梅と同様に御縁の樹木で、御土居一帯にはおよそ300本、樹齢350年から400年のものが数本あり、鮮やかに彩られる。

また、御土居にはかつて紙漉き場であった紙屋川が流れており、赤や黄に見事に染まった木々が紙屋川の水面に映え渡り錦秋の世界へ誘う。

●編集後記
京都市内にある他の寺院の紅葉と比べるとちょっと大味な印象を受けるけど、綺麗なことには変わりありません。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ足をお運び下さい――。
【記事引用】「Wikipedia」「北野天満宮」「紅葉名所」